
こんにちは、「孤独のメンタルノート」管理人のウーラーです
読書するといいって聞くし読書に興味はあるけど、いまいち習慣化できずにモヤモヤしていませんか。
わたしも数年前まではほとんど本を読めてなかったからとてもよくわかります。

でもメンタルぶっ壊れたあたりをきっかけに読書するようになり、今では年100冊くらいは本を読むようになりました
必要な知識を身につけることは「自分自身を守ること」に直結します。そして知識を身につけるには、やはり読書が最適です。
この記事では、実際に読書を習慣にしてみてわかった「読書のメリット」をまとめています。
とくに心の悩みが多い人に向けて、自分の経験を共有し、本を読むきっかけにしてほしいと思って書きました。

「ほんとは読書したくてうずうずしてたのさ!」という人の背中をポンと押してあげられたらうれしいな
生きづらさに効く読書のメリット

「読書がいい」とはよく聞くものの、具体的にどう役立つのかピンと来ていない人も多いと思います。
ここでは「生きづらさの緩和」という点に着目して読書のメリットを3つ取り上げてみます。
- 学んだ知識が自分を守る武器になる
- 悩む時間が減って行動しやすくなる
- 視野が広がって思考が柔軟になる

本から学んだ知識はそれまで抱えていた「心の負荷」を軽減し、苦しかった日常をちょっとラクにしてくれます
順番に説明していきますが、わたし自身もまだまだ読書初心者なんで、あまり身構えず気楽に読んでみてください。
学んだ知識が自分を守る武器になる

「人間関係でぜんぜん悩んでない人」ってたぶんこの世にいないですよね。

自分と価値観があわない人ってどこに行っても必ずいますし、なんなら意図的に攻撃してくるようなヤカラもいます
そんな不運に出くわしたとき自分を守ってくれるのが、本で学んだ知識です。
わたしは職場の人間関係で悩んでいた時期に、まるで相手のことがそのまんま書かれているかのような本を読みました。
- 相手が抱える問題点
- 問題を抱えるに至った可能性のある要因(例えば生い立ちなど)
- こちらが取るべき具体的な対処法
まで詳細に書かれていて、それを知っただけでだいぶ気がラクになったのを覚えています。

モンスターみたいな奴に毎日振りまわされてツラかったんだけど、本で学んだ知識がわたしのメンタルを支えてくれたよ…
もし本を読んでいなかったら、感情的になってまちがった対処法をとってしまい、さらに状況が悪化していたかもしれません。
知識はいざというとき自分を守る武器になります。どんなことでも知っておいて損はないはずです。
悩む時間が減って行動しやすくなる

悩みごとに対して「何をどうすればいいか」がわかるだけで気持ちはずいぶんラクになりますよね。
本から知識を取り入れる習慣がつくと、ひとりでぐるぐる悩みつづけるムダな時間を大幅に削減できます。

世の中にこれだけ多くの本が出回っていたら、どこかには自分の悩みを解決しうる答え、少なくともヒントが書いてあるはず!
わたしは上記の「人間関係」以外では、以下のような本で教わったことが実際に日常生活で役に立ちました。
- 発達障害の困りごとをマシにするアイディアをいっぱい教えてくれる本※
- 先延ばしグセの原因や対策法の本
- 脳の仕組みや上手な使い方を解説した本
※わたしは発達障害ではない(たぶん)ですが共通する困りごとがけっこうあるのですごく参考になったんですよ
せっかく教わってもやってみなけりゃ意味がないので、まずは簡単にできそうなことから「実験」のつもりで試してみるといいですよ。

偉そうなこと言ってるけどわたしもまだまだうまくできてないことが多いです、いっしょにちょっとずつがんばりましょー
視野が広がって思考が柔軟になる

自分にはない価値観や新しい知識に触れることで、狭い世界から抜け出し無限の可能性に気づけることも読書の大きなメリットです。
視野が広がりものごとを多角的に見る目が養われれば、どんなときでも柔軟な考え方ができるようになります。
生きづらい人って、たぶん「頭が固い人」が多いんじゃないでしょうか。

「こうあるべきだ!」「こうにちがいない!」という無意識の思いこみが自分を苦しめていませんか?
「白か黒か」で判断してしまう悪癖を見直し、常にいろんな視点でものごとを見る力がつけば、生きづらさは軽減するはずです。
視野を広げるにはいろんなジャンルの本を読むといいですが、個人的には「小説」が気軽に読めるのでおすすめ。
登場人物の生々しい感情や、さまざまな人生・生活スタイルなどに触れることで刺激をもらえます。

「こういう感じ方もあるんだな」「意外と自分に似てる人もいるのかもな」など多くの気づきが得られておもしろいです
いきなり難しい本をいっぱい読む必要はないので、まずは読みやすい本からちょっとずつ読んでみるといいですよ。
ネット記事や動画で知識を学んじゃダメ?

知識や情報を獲得する手段として、ネット上の記事やYouTube動画などを見るのもぜんぜんダメじゃないです。

わたし自身もネットで学んでいることがいっぱいあります
しかしネット上で得られる知識や情報は断片的であったり、簡素化されていたりすることが多いです。
それに対して本というのは、基本的に1つのテーマに関する知識や情報を網羅し、体系的にまとめたもの。
ネットの記事や動画とは比較にならない密度の知識や情報が、わかりやすく1冊に収められています。
知識を自分の血肉にしたいなら、やはり本を読んで体系的に学ぶのがもっとも理にかなった方法といえます。

同じテーマの本を何冊か読めばより理解が深まるね
読書は「練習」でうまくなる

ここで、読書を習慣づける過程において大切なマインドについて少し触れておきます。
興味があるのになかなか読書に手をつけられていない人は「そもそも本を読むのが苦手」なのではないでしょうか。
苦手な読書に慣れるにはどうしても「練習」のマインドが必要です。

「読むスピード」や「理解力」などのスキルは、読む練習の積み重ねで鍛えることができます!
練習で本を読むスキルが上がれば、最終的に読書自体が苦ではなくなります。
そこをゴールにすえて、始めのうちは「トレーニング」するつもりで読んでみるのがおすすめです。
読書のコツが書いてある本などを活用して、教わった具体的なやり方を試しながら練習してみてもいいと思います。

挫折しそうになったときは「これはラクになるための練習なのよっ」と思い出してちょっとだけふんばってみてほしいな
生きづらさに効く読書のメリットまとめ

読書で知識をつけることは、生きづらさを緩和して少しでも「ラク」になるための有効な手段のひとつです。
知識が自分を守る武器になり、悩みごとに振り回される時間が減って、ものごとを柔軟にとらえる余裕が生まれます。
誰かがすでに本に書いてくれている「答え」や「ヒント」を素直に取り入れてみることが、生きづらさを緩和する近道です。
読書が苦手な人も「読む練習」を意識して取り組めばラクに本が読めるようになるので、少しずつチャレンジしてみてくださいね。

わたしもまだまだ練習中です、「ラク」を目指してともに読書を続けていきましょう。ゆっくりマイペースでだいじょうぶ!