なぜ「読書」がオススメか?1年間本を読み続けて実感した読書のメリット7選

読書

こんにちは、「孤独のメンタルノート」管理人のウーラーです

「読書するといいとはよく聞くけど、何がどういいのかな?」

といまいち言語化できていないあなたへ、実際に約1年間読書を続けてわかった「読書のメリット」をお伝えします。

数えきれないほどあるとも言える読書のメリットの中から、特に恩恵を感じた以下の7つに厳選しました。

  1. 悩みが減って行動しやすくなる
  2. 視野が広がって思考が柔軟になる
  3. 1つのテーマを深堀りできる
  4. スムーズに文字を読む練習になる
  5. 読解力を高める練習になる
  6. 自ら情報を取りに行く姿勢や習慣が身につく
  7. メンタルが安定する

わたしは2023年2月から本格的に読書を始めて、今では毎日本を読む習慣が定着しました。

1年間で読んだ本は約150冊。ひと月あたり平均12冊以上読んできたよ

それ以前は、ほとんど本を読まないか、たまに読んだとしてもせいぜい月2~3冊程度でした。

この記事では、そんな読書初心者のわたしが1年間がっつり本を読んで実感した読書の恩恵について共有したいと思います。

「読書に興味はあったけど、なかなか一歩を踏み出せなかった」という人の気持ちを少しでも後押しできたらうれしいです

悩みが減って行動しやすくなる

本から得た知識は、そのまま日常生活に活かせます。

世の中にこれだけ多くの本があったら、どこかには必ず自分の悩みを解決しうる答え少なくともヒントは書いてあるものです。

たとえば、

  • 生活リズムを整えるために必要な行動
  • やる気が出ないときの考え方や対処法
  • 習慣をつけるためのコツ

など、専門家がエビデンス(根拠)にもとづいて体系的に解説している本がたくさんあります。

わたしはもともと頭が固く、「本なんかに頼らずに自分の力だけでなんとかするべきだ!」と思いこむタイプでした。

今思えばだいぶ遠回りして生きてきたなぁって

自力で答えを導くことも時には大事ですが、いちいち全部それをやってたら疲弊してしまいます。

すでに誰かが本に書いて教えてくれているなら、ちゃっかり利用しちゃえばいいわけですよ。

今は読書のおかげで知識にもとづいた行動ができるようになり、無駄に悩むことが減ったなぁと実感しています。

読書で得た知識を日常に活かすポイント

本を読んで得た知識を実生活に落としこむためには、ちょっとしたコツがいります。

  • とりあえず本の内容を信じてみる
  • 実際に行動することを「意識」する

この2つです。

あまりにも「うさんクサい本」なら話は別なのですが、本に書かれていたことはとりあえず素直に信じてみましょう。

他人の言うことを疑ってばかりでは、せっかくの改善するチャンス」を失ってしまうからです。

「情報をうのみにする」ってことじゃなくて、「機会を逃さないように注意する」って感じかな

もちろんただ信じるだけでは危険ですから、自分の頭でも冷静に考えることは心がけてくださいね。

そして「本に書いてあることを自分の生活にどんどん落としこんでいこう」という姿勢をもつことも大事です。

日常で「あ、あの本に書いてあったこと今使えるかも」と感じる瞬間があったらチャンス。

「ま、今はいっか」などとスルーせず、「実際にやってみる」ことを意識してみましょう。

視野が広がって思考が柔軟になる

読書習慣が身につくと、広い視点でものごとをとらえられるようになり、ものの見方や考え方に融通が利くようになってきます。

いろんな人が書いたいろんな本を読むことで、

  • 世の中にはいろんな考え方がある
  • 世の中にはいろんな可能性がある
  • 世の中にはいろんな解決策がある

という事実に、あらためて明確に気づけるからです。

極端な思いこみにとらわれて身動きが取れなくなってしまう状態を「心理的視野狭窄」といいます。

「こうに違いない!」「こうあるべきだ!」と自分で勝手に決めつけて、別の可能性や選択肢が見えなくなってしまう状態です。

わたしも以前はそういう人間でした

しかし今は読書のおかげもあり、「思いこみによる判断」「かたよった情報収集」をしていないか、よく考えるようになりました。

思考を柔軟にすることは、日頃のメンタル管理においても非常に重要なポイントです。

みなさんにもぜひ読書でどんどん視野を広げていってほしいなと思います

小説でも視野は広がる

登場人物の心の動きが赤裸々に描写され、生活スタイルや行動なども描かれる「小説」も、視野を広げるのにおすすめです。

「この人はこんなふうに感じるんだな」「意外と自分に似た人もいるのかもな」など多くの気づきが得られます。

特にたくみな文章で細密に表現される心理描写は、映画やドラマのような映像作品にはできない、本ならではの利点です。

生々しい感情がダイレクトに伝わるからこそ、学びや気づきも深くなる

小説では、文章を読みながら自力で情景を描くというプロセスを踏むため、おのずと想像力も鍛えられます。

想像力を鍛えることは、思考を柔軟にする助けにもなります

わたしは本格的に小説を読み始めてからほんとに世界が広がりました、おもしろい本いっぱいあるのでぜひ読んでみてね!

1つのテーマを深堀りできる

あるテーマについて「もっと知りたいな」と思ったとき、もっとも効率的に、広く深く学べる媒体はやはり「本」だと思います。

1つのテーマに関連するさまざまな本を読み比べることで、

  • そのテーマにおける重要ポイントがつかめる
  • 著者による見識の違いを確認できる

というメリットがあるからです。

同じテーマの本を数冊読むと共通点が見えるので、その分野の軸となる考え方や、おさえておくべきポイントがわかってきます。

また著者によって視点や意見が違う部分があった場合は、新たな気づきが得られたり、実生活における選択肢が広がったりします。

この1年、心理学などメンタル関連の本をよく読んだけど、知識が深まれば深まるほどメンタルが安定していくのを実感してるよ

知識や情報が体系的にまとめられているのが本の強み

本は、基本的に1つのテーマに関する知識や情報を網羅し、筋道を立ててまとめたものです。

ネットの記事や動画とは比較にならないほどの情報量が、1冊に濃縮されています。

複数の情報が論理的に組み立てられているので、理解もしやすいです。

そんな知識や情報が体系的にまとめられた本を何冊も読んでみることで、テーマ全体への理解度がより深まると!

もちろんネット記事や動画などで知識を得るのもいいと思いますし、わたしもそうしています。

しかしネット上で得られる情報は断片的であったり、簡素化されていたりすることが多いです。

気になるテーマを深堀りしてしっかり学びたいと思ったら、やはり複数の本を読んでみるのが1番理にかなった方法だと思います。

スムーズに文章を読む練習になる

読書へのハードルを感じている人のなかには、「文字や文章を読むのが苦手」という人がけっこういるのではないでしょうか。

わたし自身がまさにそうで、本を読むスピードが遅いのがずっと悩みでした

でも今は、文字や文章を読むことが以前ほど苦ではありません。

本を読む行為そのものの積み重ね文字や文章を読む練習にもなっていたからです。

日本人の読書スピードの平均は、1分間に400~600文字といわれています(一般的な原稿用紙1枚分=400文字)。

ためしに現在の自分の読書スピードを計測してみたところ、1分間に約1000文字も読めていました。

ものすごく速いわけじゃないけど、どう見ても確実に成長しているっ!

読むスピードが速くなれば、そのぶん多くの本が読めます。

また本だけでなく、ネット記事や新聞、SNSなど世の中にあふれる文字情報をスムーズに、的確に認識する練習にもなります。

もともと苦手なら「読む練習」が必要。そして練習すれば必ず上達して文章を読むことへのハードルが下がるよ

読解力を高める練習になる

本を読むにあたり、「この人は何が言いたいのか」と考えながら読むことで文章を正しく理解するための読解力が身につきます。

読解力を高める練習に読書がおすすめな理由として、

  • 正しい日本語が使われている確率が高い
  • 著者の主張を読者に伝えるため論理的に書かれている
  • 長文である

などがあげられます。

「文字で書かれている内容を正しく読みとる」ことは、知識や情報に触れるうえで特に重要なスキルです。

SNSなどで「いやいや、投稿主はそんなこと言ってないじゃん」とつっこみたくなる返信コメントとか、たまに見ますよね。

読解力が足りないことによって起こる悲劇!

文章の質が優れた本を使い、自分の頭でもしっかり考えながら読む練習を積むことで「読み解く力」が鍛えられていきます。

「ふんふん、そういうことね」「つまりは、こういうことね」と自分なりにかみ砕きながら読む練習をすると効果的だよ!

自ら情報を取りに行く姿勢や習慣が身につく

読書習慣が身につくということは、「自分から知識や情報を取りに行く習慣」が身につくということです。

自分の人生をよりよくしていこうと思ったとき、質のよい情報を積極的に取り入れる姿勢をもつことはとても大切。

本を開き、文章を追うという行動は、テレビや動画を垂れ流すのに比べ自ら動いている」という意識をさらに高めてくれます。

「自分は前に進もうとしているな、改善するための活動をしているな」と自覚することで自信もついてくる!

また「その本を読む目的(どんな知識や情報がほしいか)」をはっきり意識しながら読むことで、さらに積極性が増します。

目的を意識して本を読む習慣が身につけば、情報の取捨選択のスキルも上がるので一石二鳥です。

自分なりの「アンテナ」をはって本を読もう!

メンタルが安定する

当ブログは「孤独のメンタルノート」なので、最後にメンタル面についてあらためて触れたいと思います。

そもそもわたしが読書を本格的に始めたきっかけが、「知識をしっかり習得してぶれないメンタルを作りたい」と思ったことでした。

とりあえず1年間、本を読んできてどうだったか。

  • 自己理解がより深まった
  • 他者理解も深まった
  • 自己肯定感がさらに高まった
  • メンタルダメージに対処するノウハウが身についた
  • 自己コントロール力が高まった
  • 自分の成長を実感して自信がついた

まちがいなく心が「レベルアップ」したよなって思います。

もちろんまだまだ未熟なところもあるけど、確実に前進したなって

何事もそうですが、知識があって初めて正しいケアやトレーニングができるものです。

また、知識は目的地までの道しるべでもあります。

いろんな道があるのを認識したうえで、どの道を行くかは自分で決められるね

すべてを自分の力だけで解決しようともがいていたころに比べ、心が圧倒的に楽になったのは言うまでもありません。

おわりに

実際に約1年間本を読み続けてわかってきた「読書のメリット」をお伝えしました。

「読書初心者組」として、ビギナーなりに実感している読書の恩恵をなるべくシンプルにまとめたつもりです。

  1. 悩みが減って行動しやすくなる
  2. 視野が広がって思考が柔軟になる
  3. 1つのテーマを深堀りできる
  4. スムーズに文字を読む練習になる
  5. 読解力を高める練習になる
  6. 自ら情報を取りに行く姿勢や習慣が身につく
  7. メンタルが安定する

他にも「集中する時間を作れる」「語彙力や共感力が上がる」などさまざまなメリットが考えられます。

本は豊かな人生を送るための貴重な道具。1人で悩まず先人たちの力を借りまくろう!

本を読むときは、自分ごととしてしっかりと考えながら読むことをおすすめします。

情報をうのみにせず冷静に見極めながら、実生活に役立つ知識は大いに取り入れる姿勢を持ってみてください。

そして1番大事なのはやっぱり「楽しむ」こと!自分のペースで読書を楽しもう!

※気軽に読書するなら電子書籍がおすすめです。以下の記事でくわしく説明しているので興味があればのぞいてみてくださいね。

この記事を書いた人
ウーラー

メンタル管理を意識することで、自己否定のかたまり⇒自己肯定感のかたまりへ奇跡の進化をとげた生命体。
もともと不器用なアナログ人間だったけど、ブログ運営をきっかけに徐々にデジタル文化も取り入れつつ、柔軟に自己改革中。
電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」に出会ってからは毎日読書を楽しみ、読書によるメンタル面の微妙な成長を日々実感している。
気まぐれに「おでかけチャレンジ」を実施中。

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