「心が整う」おすすめの本まとめ

読書
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こんにちは、「孤独のメンタルノート」管理人のウーラーです

読書はとても効果的な「メンタルケア」のひとつだと思います。悩みごとへのヒントや答え、幅広い視野などを与えてくれるからです。

でも「いったい何を読めばいいの!?」と混乱してけっきょく読書に手をつけられていない人も多いんじゃないでしょうか。

わたし自身も数年前までは、読書に興味があるにもかかわらずほとんど読書できていませんでした。

ちゃんと本を読もうと思ったきっかけは、ストレスの蓄積が限界を迎え、心がダウンしてしまったことです。

本の力を借りながら、一度はコナゴナになってしまった心を自分なりに整えてきました

この記事では、わたしが読んだ本の中から「心のバランスが乱れている人に読んでみてほしいな」と思った本を紹介しています。

心を整える」というテーマにフォーカスして選んだ本だけを並べたので、あなたのお悩みにあう本をぜひ探してみてください。

※読書で心や生活を整えるメリットについて書いたこちらもよかったらごらんください。

「心が整う」おすすめの本

さっそく「心が整う」おすすめの本を紹介していきます。

直接「メンタル」を取り扱った本だけでなく、間接的に心を整える効果がありそうな本もふくめました。
気になる本が見つかったらぜひ読んでみてくださいね。

まだ冊数が少なくてすみません。今後も紹介したい本に出会ったらどんどん追加していく予定です。

本を購入する前に…おしらせ

紹介している本の中には、電子書籍の読み放題サービスで読める本がふくまれている可能性があります。

わたしは「Kindle」の読み放題サービス「Kindle Unlimited」(月額980円)を利用中です。

読みたい本が読み放題対象になっているかは、Kindleストアで確認できます。個別に購入するより読み放題サービスに登録したほうが何かとお得です。

簡単に登録・解約できる便利なサービスなので、もし気になる人はチェックしてみてください。

※Kindle Unlimitedの詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
【読書習慣をつけたい人へ】Kindle Unlimitedのメリット・デメリットまとめ

大丈夫、あなたの心は必ず復活する

本の紹介

どうしようもなくつらくて苦しいとき、疲れ果ててしまった心を回復させる方法を教えてくれる本です。
仕組み上、ヒトは不安になるのがあたりまえ。不安を必死に排除するのではなく「不安に寄りそい、ともに歩んでいく」姿勢をもつことがいかに大切かがわかります。

心のあり方だけでなく、食事や栄養で体を整えることの重要性や音楽を活用する方法など、具体的な対策をじっくりと学べます。

印象に残った/役立ったポイント

心が疲れているときにはろくな考えが浮かばない、という事実にハッとさせられました。
疲弊しきっているときにうわべだけの対策をあれこれがんばったところで逆効果なんですね。

体のケガが「自然治癒力」で治るのと同じように、心にも「自然治癒力」がある。
傷を刺激せず、必要な栄養をしっかり取ること。これが心の回復への近道だということがよくわかりました。

こんな人におすすめ

いま不安やつらい気持ちが強くて、なかなか身動きが取れないでいる人に読んでみてほしいです。
著者自身がつらい経験を乗りこえてきた人なので、「大丈夫、必ずよくなりますよ」というメッセージが救いになると思います。

わたしが「わたし」を助けに行こう

本の紹介

悩み苦しんでいる自分を、誰かのせいにしたりあきらめたりすることなく「自分自身の手で救い出せる」本です。

問題や悩みは、じつは自分を守るための「過剰な心の防衛反応」によって起きている。この心の防衛反応に「ナイトくん」と命名し、その働きや対応法をわかりやすく教えてくれます。

ナイトくんが生まれたきっかけ、ナイトくんが考えていること。どんなふうに声をかけてあげたらナイトくんは納得してくれるのか。
具体的なワークを参考にしながら、自分自身で自分の心を癒していくことができます。

印象に残った/役立ったポイント

「もうこれ以上、心が傷つかないように…!」と極度の心配性である「ナイトくん」はいつも必死でわたしを守ってくれている…
ナイトくんは「幼いころの自分自身」でもあり、わたしたちが成長して大人になったことに気づいていないといいます。

この本を読む前の話ですが、わたしは何かをやろうとすると途端に眠くなって寝てしまうことに悩んでいた時期がありました。
そのときにこんな落書きをしたことがありました。

過去に書いた落書き。「わたしがわたしを助けに行こう」に出てくるナイトくんと同じ働きをしている存在に気づいて描いたもの。
1枚目
過去に書いた落書き。「わたしがわたしを助けに行こう」に出てくるナイトくんと同じ働きをしている存在に気づいて描いたもの。
つづき

この本に書かれている「ナイトくん」とは、まさにコイツのことなのかなと思ってます。

きちんと対話し、まずはナイトくんの気持ちを理解したうえでこちらの現状も理解してもらい、そばで見守っていてもらう。
「相互理解」「ともに歩んでいく」ことが大切なのだなと感じました。

こんな人におすすめ

「思いどおりに行動できない…」「同じ問題をくり返してしまう…」と悩んでいる人に読んでみてほしいです。
ナイトくんはいったいなぜ自分を引きとめているのか?問題の本質がわかり、一歩前進するためのヒントになると思います。

精神科医が見つけた 3つの幸福

本の紹介

「幸せ」の性質をあえてわかりやすく3つに分類し、それぞれの特徴と「優先順位の大切さ」を教えてくれる本です。
セロトニン・オキシトシン・ドーパミンという3種類の「幸せホルモン」をベースに、「幸せの三段重理論」が展開されます。

すべての基礎となる「セロトニン的幸福」が満たされていなければ、「オキシトシン的幸福」も「ドーパミン的幸福」も成立しない。
さまざまな観点や具体例から、幸せを積み重ねる順番の重要性がよくわかります。

印象に残った/役立ったポイント

セロトニン・オキシトシン・ドーパミンという具体的な「脳内物質」の働きをもとに説明が進んでいくので納得しやすいです。
幸せの基礎となる「セロトニン的幸福」とは「心と体が健康である」ということ。
何よりもまず心と体の「土台を整える」ことこそが、日常を安定させるための鉄則なんだなと再認識できました。

また、幸せは「ゴールした先に待っているもの」ではなく「日々の営みの中にあるもの」であることも肝に銘じたいポイントです。

こんな人におすすめ

自分自身のケアを後回しにしてがんばりすぎ、空回りして悩んでいる人に読んでみてほしいです。
樺沢先生の本は図解が多く、パッと見て理解しやすい工夫が随所にほどこされているので読みやすいですよ。

決定版「軽症うつ」を治す

本の紹介

「軽症うつ」は、うつが深刻化する手前の、症状が比較的軽い状態。
この本では、健康な人がうつに陥っていくプロセスやメカニズムがくわしくわかります。

重要なのは、軽症の段階であれば「自分でコントロール(悪化防止や改善)することが可能」だということ。
軽症うつの問題を多角的に理解したうえで、自分でできる「具体的な改善方法」をしっかり学べる1冊です。

印象に残った/役立ったポイント

調子がわるいと「主観的(感情的)な考え」が浮かびやすく、放置すればどんどん坂を転げ落ちるように心が悪化していってしまう。
いかに「客観的(論理的)な視点」を維持できるか、心がどん底に落ちきる前に正しく引き戻してやれるかが重要だとわかりました。

軽症うつにおいては安易に薬に頼りすぎるのは逆効果であるという点も印象的でした。理由もくわしく説明されています。

自律神経を介して心と体が影響しあう「心身相関」や、東洋医学における「気」の概念などもイメージがしやすく役立ちました。

こんな人におすすめ

なんとか社会生活はできてるものの、ずっと心がもやもやして苦しい…と悩んでいる人に読んでみてほしいです。
また身近に軽症うつで悩んでいる人がいる場合も、とても参考になる本だと思います。

発達障害サバイバルガイド

本の紹介

発達障害特性による困りごとをもつ著者が「いかにラクに生きるか」を追及した「ライフハック」紹介本です。
当事者自身の失敗や学びから編み出された具体的なハックの数々は共感性があり、実用性の高さでも一定の評価をうけています。

単なる生活術の羅列ではなく、発達障害の人が陥りがちな心の悩みにも同じ目線で寄りそってくれる「意識低い系自己啓発書」です。

印象に残った/役立ったポイント

「設備投資」「スタートコスト削減」「一元化」「休息」などなど…
自己管理が苦手な人の「盲点」を徹底的にカバーしてくれているなと感じました。

発達障害に苦しんできた著者だからこその読者に対する優しさ・ユルさが随所に感じられ、気楽に読み進められます。
「あなた自身は変わらなくてもいい、やり方や道具・環境を変える工夫をしましょうね」というメッセージがあたたかいです。

こんな人におすすめ

日常生活で生きづらさを感じている人に読んでみてほしいです。発達障害ではない人にとっても役立つと思います。
著者のハックをコピーするだけでなく、その本質を理解し「どう自分の生活に応用するか」という視点で読むのがおすすめです。

生きるのが面倒くさい人

本の紹介

何もかもめんどくさく感じ、日常に支障をきたしてしまう「回避性パーソナリティ障害」がわかる本です。
回避性の特徴や、回避性をもつにいたった経緯などについて詳細に学ぶことができます。

他のパーソナリティ障害や発達障害、愛着スタイルなどもからめてより深く回避の問題を理解できる内容になっています。

印象に残った/役立ったポイント

まるで自分の取扱説明書を読んでるみたいでした。回避の傾向を持ってる人なら、この本はかなり共感できるはずです。

回避脱却のヒントは、他の誰でもない「自分自身の意志で」まずは1歩をふみ出し、小さな成功を積み重ねていくこと。

いきなりハードルをあげず、「やろうかな、どうしようかな」と迷うようなことがあったときに「やる」ほうにしてみる。
机の前に数分座ってみるだけでもOK。それくらいなら自分にもできるかも、って素直に思えました。

こんな人におすすめ

「傷つくくらいなら何もしないほうがマシ!」なんだけど「ほんとはやりたい…(涙)」と悩んでいる人に読んでみてほしいです。
過去の悲しくつらい経験を呼び起こす場面もあるかもしれませんが、きっと新たな1歩をふみ出す助けになると思います。

読書する人だけがたどり着ける場所

本の紹介

「読書」とはいったいなんなのか。なぜ、本を読んだほうがいいのか。
人間なら誰もが1度は感じるであろう疑問の答えが、とてもわかりやすく、ていねいに言語化された1冊です。

単に知識を得るだけでなく、人生そのものを「深める」のが読書。
「深い人」になるための、具体的で多彩な本の読み方をテーマごとにくわしく学べます。

印象に残った/役立ったポイント

複雑で難しめの本だと、1行ごとに考えてしまいなかなか読み進められないこともある。でも、それもふくめて「読書」。
わたしはまさに読書でつっかかりがちなのが悩みだったので「いつも上手に読めなくてもいいんだ!」とすごく勇気づけられました。

「わからない部分があってもかまわない、もやもや感も読書の楽しみ」という言葉も心強かったです。

どんな本でもそれを書いた「人」が必ずいて、人格や背景が影響していることも、あらためて心に留めておきたいポイントでした。

こんな人におすすめ

読書自体に興味はあるのに、モチベーションが整わず足ぶみしてしまっている人に読んでみてほしいです。
上手に本が読めないことにコンプレックスを感じている人も、少しずつ自分のペースで読書してみたくなると思います。

テーマごとにおすすめ本が数冊ずつ紹介されているので、何から読もうか迷っている人もぜひ参考にしてみてください。

まとめ

紹介してきた本は、心がボロボロになったわたし自身が心を整える助けになったものばかりです。

きっとどれか1冊はあなたの心にも響くと思うので、気になる本があったらぜひ開いてみてくださいね。

わたしもまだまだ新たな本との出会いを模索中。いっしょに少しずつ心を整えていきましょう

この記事を書いた人
ウーラー

メンタル管理を意識することで、自己否定のかたまり⇒自己肯定感のかたまりへ奇跡の進化をとげた生命体。
もともと不器用なアナログ人間だったけど、ブログ運営をきっかけに徐々にデジタル文化も取り入れつつ、柔軟に自己改革中。
電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」に出会ってからは毎日読書を楽しみ、読書によるメンタル面の微妙な成長を日々実感している。
気まぐれに「おでかけチャレンジ」を実施中。

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