
こんにちは、「孤独のメンタルノート」管理人のウーラーです
読書で知識をつけることは「生きづらさ」を和らげるとてもいい習慣です。
でも「重くてかさばる紙の本」のハードルにはばまれて、なかなか読書を習慣化できないと悩んでいる人も多いと思います。

「本の置き場がない」とか「汚すのがイヤ」とか…「買ったり借りたりしに出かけるのがめんどい」ってのもあるよね
そんなちょっとした「めんどくささ」に気を取られてなかなか一歩がふみ出せない人には、電子書籍での読書がおすすめです。
この記事では、電子書籍ならではのメリットや注意点についてまとめています。

わたしは電子書籍のおかげでめっちゃ読書できるようになったんで、使ったことない人はぜひ試してみてほしいです!
電子書籍のメリット

「読書のハードル」をぶっ飛ばす電子書籍のメリットは以下のとおりです。
- 本がサクッと手に入る
- 人目を気にせずに本をゲットできる
- 部屋が本に占拠されない
- あらゆるシーンで本を読める
- 本が汚れちゃう不快感がない
- 本のページを読みやすくレイアウトできる
- 読み上げ機能で「耳読」できる
書籍の内容が「電子データ化」された電子書籍なら、紙の本につきまとう細々とした「めんどくささ」を見事に解決できます。

自由自在に本が読める電子書籍は「読書の習慣化」にかなり貢献してくれるよ!
本がサクッと手に入る
電子書籍はスマホなどの端末を使えば秒で手に入れることができるので、図書館や書店にわざわざ足を運ぶ必要がありません。
- 時間
- 労力
- 交通費
といった貴重なリソースを節約できるという大きなメリットが生まれます。
図書館が家から遠いと、本を借りに行くのも、それをまた返しに行くのもけっこうな手間になっちゃいますよね。

バスや電車に乗っていけば交通費まで出ていってしまうのがイタイよね
よけいなエネルギーやお金を使わずに温存できるのは、電子書籍ならではの利点です。
人目を気にせずに本をゲットできる
どんな本を買った(借りた)のか「レジや受付の係の人に見られなくて済む」のも電子書籍の大きなメリットです。
わたしは心の安定を目指してメンタルヘルスや自己啓発がテーマの本を読むことが多いんですけど…
こういう本って、買う(借りる)ところを人に見られるのちょっとだけ恥ずかしくないですか?

わたしだけかなぁ…あなたはどうですか?
書店のレジや図書館の受付の係の人はたぶん何とも思ってないだろうけど、それでもやっぱり気になっちゃうんです。
電子書籍はその心配がないのでとても気が楽。人目を気にせず、読みたい本をじゃんじゃんダウンロードできます。
部屋が本に占拠されない
電子データである電子書籍は、紙の本のように物理的に積み重なっていくことはありません。
書籍のデータをダウンロードするだけなので、本の置き場を心配することなくどんどん本を手に入れられます。
わたしは電子書籍を利用する前は、買いたい本が見つかっても、部屋に置き場がないため買うのを我慢していました。

悲しいことよ・・・
電子書籍はそんな物理的な悩みを見事に解決してくれます。
部屋に入りきらない本はスマホの中へ入れちゃえばいいんです。
あらゆるシーンで本を読める
電子書籍は、スマホなどの端末があればいつでもどこでも本が読めてめちゃくちゃ身軽です。
- 電車やバスでの移動中
- 外出先でのちょっとした待ち時間
- 入浴中(防水機能や防水グッズは必要)
など、あらゆるスキマ時間を無理なく読書にあてることができます。

分厚くてデカい本も、スマホでならベッドで横になりながら読めるってのもまたいいんだこれが
スマホ片手にサクッと本が読める。この手軽さは、きっと読書量が増える大きなきっかけになるはずです。
本が汚れちゃう不快感がない
電子書籍は「物理的な汚れとは無縁」なところも激アツポイントです。
紙の本って、汚すとテンション下がりませんか?
- 飲食物の汚れがつく
- ペンのインクがつく
- 手汗のあとがつく
- 紙が破れる
- 紙が折れる
わたしはすっごくイヤなんですよ…。

紙の本は「美しい物体」として愛でたい派なのです
電子書籍ならこういうよけいな葛藤がなくなります。
マーカーを引こうが、メモしようが、どこに持ち運ぼうが、お菓子を食べようが、びしゃびしゃに手汗をかこうが問題なし。

何をしても汚れない電子書籍はまさに救世主!
本のページを読みやすくレイアウトできる
電子書籍には、紙の本では絶対不可能な「ページのレイアウトを自分好みに設定できる」というおもしろいメリットもあります。
わたしが愛用している「Kindle(Amazonの電子書籍サービス)」というアプリでは、
- 文字サイズ
- フォント
- 行間
- ページの背景色
などを細かくカスタマイズできるのでとても便利です。
画像の多い雑誌など、本の仕様によってはレイアウトを変更できないものもあります。

本の内容とかそのときの気分によって読みやすい画面に調整できるから、より快適に読書ができるよ


読み上げ機能で「耳読」できる
電子書籍は、デバイスの読み上げ機能を利用すれば音声で内容を聴くことができるのもメリットの1つです。
デバイス画面を目で追えない状況にいるときや、文字を読む気力がないときなど、耳を使って気軽に読書できます。

家事で手が離せないときとか、目が疲れちゃったときとかね
Androidなら「Talk Back」、iPhoneなら「VoiceOver」といったデバイス搭載のテキスト読み上げ機能が活用できます。
本の仕様や電子書籍サービスによっては対応していない可能性もあるので確認は必要です。
声のプロが朗読する「オーディオブック」にくらべれば多少聴きづらさはあるものの、読書をラクにする機能にはちがいありません。
おもな電子書籍サービス

電子書籍を買ったり読んだりするためには、電子書籍を扱うサービスに利用登録する必要があります。
ここではおもな電子書籍サービスをいくつかピックアップして紹介します。
電子書籍サービス | 取り扱い冊数 | おもな特徴 |
---|---|---|
BOOK☆WALKER(BOOK WALKER) | 180万冊以上 | KADOKAWA作品・ラノベ・マンガなどが充実、BOOK☆WALKERコインが貯まる、読み放題サービスあり |
honto(大日本印刷) | 150万冊以上 | 丸善・ジュンク堂書店・文教堂などとポイント連携している、hontoポイントが貯まる |
DMMブックス(DMM.com) | 140万冊以上 | マンガ・雑誌・写真集・小説などが充実、DMMポイントが貯まる |
ebookjapan(LINE Digital Frontier) | 100万冊以上 | 無料マンガやオリジナル作品が充実、PayPayポイントが貯まる |
Kindleストア(Amazon) | 500万冊以上 ※具体的な数字は非公表だが、読み放題サービスの対象本が500万冊なのでそれ以上あるのは確実 | 取り扱い冊数がダントツ、Kindle専用端末あり、Amazonポイントやdポイントが貯まる、読み放題サービスあり |
上記の他にも電子書籍が読めるサービスはたくさん存在しています。
サービスごとにさまざまな特徴があるので、
- 読みたいジャンルの品揃え
- 割引などの特典の有無
- アプリの操作性や読みやすさ※
などを目安に、自分の読書スタイルにマッチするサービスをじっくり探してみてください。
※たいていの電子書籍サービスには専用のアプリが用意されています。
地域の図書館が所蔵する電子書籍を無料で借りられる「電子図書館」というサービスも存在しています。
利用できる本の種類には限りがあるため、読みたい本を思いのまま借りまくるようなことは難しいようです。
ただ「とりあえず少しずつ読書に慣れたい」というくらいの人にとっては、読書のよい入り口になるかもしれません。
気になる人は、お住まいの地域の図書館が電子書籍サービスを提供しているかどうか確認してみてください。
読書習慣を始めるなら読み放題サービスがおすすめ
電子書籍サービスの中には、本の読み放題サービスを展開しているところもあります。
定額さえ払えば、あとは読み放題の対象本から自由に選んで好きなだけ読めるので、気軽に読書を始めるにはもってこいです。
わたしはKindleの読み放題サービス「Kindle Unlimited」をおすすめしています。

なぜなら自分自身が実際にKindle Unlimitedのおかげでばっちり読書できるようになってうれしかったからです
Kindle Unlimitedで読書を始めるメリットは以下の記事にまとめたので、読書習慣をつけたい人はチェックしてみてください。
電子書籍のデメリットとその対策

電子書籍には、もちろんデメリットもあります。
注意点を知っておけば事前に対策もできると思うので、電子書籍を利用したい人は参考にしてみてください。
電子書籍のデメリットは以下のようなものがあります。
- ブルーライトの浴びすぎで目が疲れる
- 端末の充電が切れると本が読めない
- サービス終了で本が読めなくなる可能性がある
ではそれぞれのデメリットについて、考えられる対策もふまえつつ説明していきます。
ブルーライトの浴びすぎで目が疲れる
スマホやタブレットなどの画面は、太陽の光にも含まれている「ブルーライト」を発しています。
電子書籍を読むときにブルーライトを浴びつづけることで、
- 目が疲れる
- 覚醒して眠れなくなる
といった不都合が起こる場合があります。
考えられる対策は以下のとおりです。
- こまめに休憩をはさむ
- 寝る直前は画面を見ない
- 画面の明るさや色味を調整する
- 専用の電子書籍リーダー(※)で読む
※Kindleや楽天Koboなどの電子書籍サービスには、目に優しい画面を採用した専用の電子書籍リーダーがあります。

デバイスの設定で画面を暗めにしつつ、画面の色味を黄色っぽく調整するのが個人的にはかなりおすすめです
端末の充電が切れると本が読めない
電子書籍を読むためには、スマホやタブレットなど、なんらかの端末が必須です。
つまり、端末の充電が無くなったらそこで、THE END。

充電しない限り本を読めなくなっちゃうから、特に外出先などでは気をつける必要があるね
考えられる対策は以下のとおりです。
- 本のダウンロードなどは事前に自宅でやっておく
- 機内モードにする(スマホの通信機能をオフ)
- 充電器やモバイルバッテリーを持ち歩く
- バッテリーの持ちがいい端末を選ぶ
あまりシビアになる必要はないとは思いますが、念のため充電切れのリスクは頭に入れておき、対策しておくと安心です。
サービス終了で本が読めなくなる可能性がある
電子書籍はあくまで「データ」なので、利用登録しているサービスが終了すると本が読めなくなってしまうリスクがあります。

現在は安定性のないサービスはある程度淘汰されている印象ですが、とはいえサービス終了のリスクはゼロとはいえません
考えられる対策は以下のとおりです。
- 大手企業のサービスを利用する
- サービスの運営実績(年数など)を確認する
- 利用者数や取り扱う書籍数の多さでサービスを選ぶ
サービスの利用を始める前に、最低限の確認はしておきたいところです。
電子書籍のメリットまとめ

読書のハードルをぶっ飛ばす電子書籍のメリットをお伝えしました。
- 本がサクッと手に入る
- 人目を気にせずに本をゲットできる
- 部屋が本に占拠されない
- あらゆるシーンで本を読める
- 本が汚れちゃう不快感がない
- 本のページを読みやすくレイアウトできる
- 読み上げ機能で「耳読」できる
紙の本の不便さに読書の入り口をふさがれていた人も、きっともっと軽い気持ちで本が読めるようになるはずです。
もちろん、紙の本にも「リラックス効果」や「記憶に残りやすい」といった見逃せないメリットはいっぱいあります。
でも紙の本だけにこだわる必要はありません。

紙の本と電子書籍、両方の「いいとこどり」するつもりでうまく使いわけながら読書できたら最高だよね
この記事を読んで「電子書籍もおもしろそう!」って思えたら、ぜひ試してみてくださいね。