こんにちは、「孤独のメンタルノート」管理人のウーラーです。
みなさんは「自分ルール」って持ってますか?
わたしは日常生活やメンタル面を少しでも安定させるためのルールをいくつか作っています。
そしてこれらのルールをノートにまとめておくことで、よりルールを守ることへの意識が高まるよう工夫をしています。
頭の中で対策をなんとなく考えるより、ノートという形にして可視化したほうが確実にわかりやすいからです。
頭の中にしかないことはそのうちフェードアウトしてどっか行っちゃうのがオチですから
1度適切なルールを作ってしまってノートにまとめておけば、日常生活の悩みがシンプルになって楽になります。
「まだそこまでやったことないなぁ」という方はぜひやってみてください!
ルールがないと起きる問題
日常生活の中で「ルール」がまったくないと、次のような困ったことになってしまいます。
- あちこちに意識が分散して落ちつかない
- やるべきことを忘れてしまう
- 頭でわかっていてもできない
- メンタルがダメージを受けたときにうまく対応できない
みなさんはどうでしょうか。
頭の中だけでなんとなく決まりごとを作っている人はいるかもしれませんが、それで万事うまくいっていますか?
わたしは頭だけではとうてい自分の生活をコントロールできないです
上のような問題を放置すると、どう対処すればいいかわからないままぼんやりと悩みつづけることになります。
そのぼんやりと悩んでいる時間というのは、ただ苦しいだけの無駄な時間です。
結果的に、時間にも心にも余裕が持てなくなってしまいます。
やりたいことにも手がつけられなくなり、そんな自分を責めます。
このまま頭の中でぐるぐる悩みつづけたところで、問題はいっこうに解決しません。
ルールノートの役割
ルールノートの役割は、日常生活における問題点への対策を「可視化」して、はっきりわかりやすくしておくことです。
「対策はもう決めて、ここにはっきり書いてある!」
という状態をキープできるので、悩むとしても「ルールを守れる」か「守れない」かの2択になります。
悩みがシンプルになるのでメンタルの負担が軽くなるんです
また「ルールノート」という「形」にすることで、ノートの存在自体が自然とルールへの意識を高めることになります。
頭の中でなんとなくルールを決めただけじゃすぐ忘れちゃう!
結果的に「問題への対策となる行動」をとれる確率が高まり、生活が充実していくのです。
ルールノートはできれば手書きで作成することをおすすめします。
自分の手で書くことが、さらに意識を高めることに一役買うからです。
ルールの例
日常生活での困りごとは人それぞれですよね。
まずは自分の問題としっかり向きあい、自分にとって最適な対策をじっくり考えてみてほしいと思います。
自分と向きあうには、日記や行動記録をつけたりその記録をもとに気づいたことを書き出してみるのがおすすめです。
※ご興味があればこちらの記事を参考にしてみて下さい
【現状打破】行動記録ノートは自己管理の強い味方!手書きで生活もメンタルも整えよう
ポジティブに人生を進めていくための月末セルフフィードバックのルール
そのような対策をルールとして制定しノートにまとめるわけですが、ここでは例としてわたしのルールを少し紹介します。
例1:掃除のルール
わたしは掃除が苦手です。
めんどくさいのはもちろんのこと、掃除の存在そのものを忘れ去ってしまうという問題もあります。
恥ずかしいですがルールを制定するまでは数週間とか、下手したら1ヶ月以上掃除ができていないこともありました
そこで、なるべく自然に掃除ができるようなルールをいくつか考え、ルールノートにまとめました。
以下は「ルールノート」の実物写真です。
赤文字でルールを書き、黒文字でそのルールに対しての「自分が納得する理由」を書いています。
理由もいっしょに書くことで、わかりやすく、行動に移しやすくなります
わたしの掃除のルールは、
- ふだん無理なくできている行動と掃除をセットにする
- その掃除がいやな原因を特定してつぶす
といったことを軸に考えて作りました。
実際、このルールを作ってからは掃除を忘れることが激減しました。
また、どう動けばいいか決まっているので、掃除に対する心の負担もだいぶ軽くなりました。
※掃除のルールについてくわしくはこちら
例2:テレビ・スマホのルール
テレビやスマホを無駄にダラダラ見てしまうのも、日常生活における困った問題です。
わたしは特にテレビを長時間、無意味に見続けてしまう悪癖がありました。
貴重な時間を奪われるし、メンタルにも悪影響が出ちゃう!
今はテレビやスマホの見過ぎを防止するため、
- リアルタイムで見ない(録画する)
- アプリタイマーを設定する
など、自分が納得する形で物理的にシャットアウトできる方法を考えた上で、いくつかのルールを制定しています。
掃除のルールと同じ形でルールノートにまとめてあるよ
ルールを意識するようになってから、テレビやスマホを無駄に見過ぎてしまう問題は激減しました。
※テレビ・スマホのルールについてくわしくはこちら
このように、自分の困りごとを1つ1つ見極め、自分にあったやり方を模索してルール化します。
ノートに赤色で「守りたいルール」を、その下に黒字で「なぜそういうルールを作ったか」を明記しておけば、納得した上で行動できます。
ルールを作るときの注意点
ルールを作るときは、「やりすぎは禁物」です。
よくばって「あれも」「これも」といろいろ詰めこみすぎると、けっきょく自分が苦しくなってしまいます。
「ルールを守れなかった自分」にうんざりしてツラくなっちゃったら意味ないですよね
ルールは、「しばりつけるためのもの」ではなく「楽になるためのもの」であることを忘れないようにしてみてください。
そのためにも、まずは自己分析が必須の作業となります。
自分にあったやり方を探し出すことが大事です。
自分で自分の首を絞め、本末転倒にならないように注意してくださいね。
ノートの存在自体を忘れないように
もう1つ気をつけておきたいのは、「ルールノートの存在自体を忘れないようにすること」です。
つねに自分の目につくところに置いてある物でも、いつのまにか存在が薄れてしまうことありませんか。
わたしはよくそういうことがあるので、単純にテーブルや机の上にノートを出しておくだけではちょっと不十分なんです。
そこで、まずは「定期的にルールノートを開いて内容を確認するルール」を制定します。
さらに、そのルールを忘れないようにこれでもかとしつこくメモするようにします。
何かすでに習慣化している行動とセットにしてみてもいいかもしれません。
わたしの場合は「行動記録ノート」を書く習慣がついているので、このノートの余白部分に何度でもしつこくメモしています
毎日ルールノートを開く必要はないですが、最低でも週に1回は内容を再確認する習慣を持ったほうがいいと思いますよ。
ルールノートで日常生活やメンタルを安定させよう
本文中に紹介した例以外にも、「お酒のルール」や「アルバイトのルール」など、いろんな「自分ルール」を作っています。
ルールノートがあることで、「困ったときの対策」や「困らないための対策」がつねに明確になります。
あとはそれを守るように心がけるだけでいいのです。
まずは自分をよく知り、自分にとって無理のない、最適なルールをじっくり考えてみてください。
頭の中だけでなんとかしようとしていたころとは比べものにならないくらい、生活やメンタルが安定してくるはずです。
時にはルールを守れないことももちろんあると思うけど、そこは気にしすぎず気楽にいきましょう!